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  • 2011-09-02 (金)
  • 人身事故を起こした

    まぁ、ここでプライベートなことを書く必要もないのだけど、いろいろ知らないことがあったので書き残しておきます。
    いい意味で役立つはず。バッドノウハウだったらごめんなさい。


    ◯コトの経緯

    人身事故といってもぶつかったわけじゃなくて、車庫入れしてたら道路前を走ってた自転車が勢い良く急ブレーキで前転して車の前に飛んできたので、驚いて「大丈夫?」と車からでて救助しました。

    多少ケガしてたものの、「大丈夫です、大丈夫です、仕事あるんでじゃぁ」ってことで立ち去ろうとしてたのですが、いや、これ結構こけかた激しかったでしょ、ってことで救急車を呼びました。

    んで、警察がやってきたわけです。あれ、おれ救助して褒められんの?って思ってたら、つかつかやってきて「加害者はキミか!」って言われました。まさかの展開にちょっとびっくりした。

    その後、「いや、本当にもういいですから」という「被害者」の人に警察が「いや、絶対病院いってください。で、診断書もってきてください。え?今日は無理?いや、明日ならどうですか?明日いって診断書もってきてください」っていろいろ交渉。

    その後、私のところにきて「ということで、これ、人身事故になりましたから、出頭願います」どーーーーー。(これが交通安全週間のノルマというやつか‥)

    そんなわけで現場検証のあとに警察署にいって事情徴収。

    まぁ、車も完全に静止してたわけじゃないし、「あなたの車がなかったらこの事故は起きなかったでしょ」って言われたら、そりゃ車庫入れで道路半分ふさいでたからそのとおりかもしれないけど、正直この展開はちょっと予想してなかった。あとで反省したけど。

    でも、これによりすごい経験値が増えることになったので、ちょい共有します。

    ちなみに、バッドノウハウ的なコトを一部茶化して書いてますが、ノウハウ的なところは今回の私の事故とは関係ありません。被害者の方がケガしたことは事実で、そこは申し訳ない。

    ただ、モラルハザード的な要素感じたし、こういうことみんな知っておいてもいいんじゃないかな、と思ってメモ書き残しときます。
    ま、大した内容じゃないけど誰にでも起こりうることなんで。


    ◯結論

    結論から書くと、私には行政処分も来なかったし、罰金も反則金もなし。
    被害者の方の治療費や慰謝料は全額保険からおりたけど、私の自動車保険のノンフリート等級には影響なし。
    唯一の影響は、私のゴールド免許が次更新するときにブルー免許になるってことだけでした。


    ◯人身事故について

    まず、事故を起こしたとき、(交通弱者で)ケガした方が圧倒的に有利です。
    これは明確に「加害者・被害者」という構図ができます。

    だから、もしあなたが交通事故にあったら、額を地面にこすりつけてでもケガしてく(ry

    運転免許持ってる側からすると、相手がケガしたかどうかは行政処分の対象となるかどうかの分かれ目になるので、すごく重要なことだったりします。


    ◯人身事故には過失割合は関係ない

    事故を起こすと「8:2」だ、いや「7:3」だ、など、過失割合でもめるって話を聞きますが、これは物損事故の話で人身事故については、基本的には過失割合にかかわらず、怪我した方が相手から100%治療費を貰えます。(重症の場合を除く)

    これは車に入っている自賠責保険というものの制度によります。

    人身事故については自賠責保険で総額 120 万円まで、半自動的に支払われます。(それを超えた分は任意保険。万一、任意保険に入ってないドライバーと事故したりしたら自賠責の範囲内だとしても大変かと思います・・)

    なので、過失割合決めたり、いや治療費の80%しか払いませんよなんていっていろいろモメるより、全額負担しますといった方が話がはやいし事故解決もスムーズなわけです。

    正直、治療費慰謝料含めて120万円までは誰も損しません。加害者も保険会社も全く。

    ただその反面、120万円を超えるような場合は、ちと面倒だと思います。保険会社も負担が発生するので、そのときは過失割合とか決めることになるんでしょうね、きっと。


    ◯人身事故=行政処分というわけではない(らしい)

    人身事故を起こすと、例え相手が99%悪くても1%でも自分に過失がある場合、基本的に4点以上の違反点数がつきます。2点以上累積がある人や、過去一年以内に免停食らってる人にとっては「一発免停」ですね。

    ただ、これには被害者の調書が加味されるらしく、被害者の方が「行政処分を希望しない」場合には処分されないこともあるようです。
    今回のケースはこれに該当した模様です。(正直確認してないですが、3ヶ月以上も連絡ないので、たぶん大丈夫なのかな。ありがたいことです)

    なので、行政処分が下されるかどうかは被害者の判断にかかっているといっていいでしょう。(もちろん、被害者が「処分を重くして欲しい」と供述することも可能で、程度によっては刑事処分が課せられることもあります。いやー、被害者の心象大事です。まじで。)

    で、行政処分が下されないケースはたぶん2つ。軽症で被害者が行政処分を希望しないと供述してくれた場合、それと、事故を物損事故で処理した場合です。

    人身かどうかは被害者が医者の診断書を警察に提出するかどうかで決まります。そして処分の重さはその診断書に記載された「全治◯週間」という文字に大きく左右されます。2週間以内ならセーフ。それ以上は違反6点以上なので一発免停です。

    それと、これは調べたことなので実際にはわかりませんが、とりあえず事故を物損で処理してもらい、あとから人身に変更することも可能だそうです。
    (なので、事故を起こしたときに「治療費は全部面倒みるから物損にしてね!」って頼まれるケースがあるんでしょうね。治療費高額になったら人身に切り替える、ってことで)

    あとからでも人身に切り替えた場合、治療費などは保険からちゃんとでますし、事故は物損で処理されて行政処分も来ないということでウマーな状況になるなんてこともあるんでしょうかね。もちろん、大都市では警察もそんなことは許してくれないケースが多いと思います。

    ちなみに香川県では、事故はとりあえず物損で処理して、あとから人身に切り替えるという慣例があるようで、そのことは統計の数値にも如実に表れていた(人身事故の保険金請求に対して人身事故件数が他県に比べて圧倒的に少ない)のですが、最近どうなのかは知りません。

    なお、物損から人身に切り替えた場合、そこで被害者が医者の診断書を警察に提出すれば行政処分対象となるようです。

    ということで、ケガした方がいろいろと交渉権を握れるので、圧倒的に有利というわけです。

    #車運転してた方は、ここはもう、誠意できちんと対応するしかないと思います。

    なお、もし私が交通事故にあって軽症のケガした場合は物損にって頼まれても人身にすると思います。間に保険会社を入れずにあとからトラブるの嫌ですし、今回の件で人身にするデメリットがそれほどないことがわかったので。(業務の人の社内処分とかに影響あるのかは知りませんが)

    ◯事故で保険会社にお世話になってもノンフリート等級には影響なし

    今回の事故について、ほとんどの対応は任意保険の自動車会社におまかせしました。

    非常に丁寧に事故対応していただき、大変助かりました。

    で、私も知らなかったのですが、事故をおこして保険会社にお世話になっても、その事故が自賠責の範囲内で処理できた場合、事故件数にはカウントされずノンフリート等級にも影響ありません。

    実際には、支払いの建て替えなどが行われるため、一旦事故1件扱いになりノンフリート等級が下がりますが(私はこのとき更新を迎えたので高めの保険料で更新した)事故が解決して実際に保険会社の負担がなければノンフリート等級は戻ります(高めに支払った保険料も返金された)。

    なので、「物損」があるかないか、それを保険で使うかどうかは結構重要なポイントです。

     

    ◯警察での事情徴収

    ここはあまり書くべきことはないのですが、調書については後から絶対変更できないので、納得行くまでサインしちゃダメです。

    事故処理の人も、微妙に適当なこと言ってたりするので(人が歩く速度は平均8km/hだって言い張られた)納得いくまでしっかり話しをしたほうがいいです。

    それだけ注意ですかね。主張すべきところは主張してちゃんと記載してもらうこと。あとハンコないと指印押させられるので、いやな人はハンコ持参でいきましょう(私は一旦自宅まで取りにかえりました)。
    ちなみに、指印いやだから取りに帰るといったら、そんな態度だと心象悪くなって処分が重くなるよ的なコトいわれて脅されたんですが、上司の人が担当者をなだめてくれました。やっぱ警察ってやだって思った瞬間でした。

    ちなみに調書はコピーとれないです。あと、万が一のために iPhone 机の上に置いて全部録音してたんですが、特になにも言われませんでした。

    あ、それと事故起こしたら救護が最優先なのは言うまでもないですが、車移動したりする前に絶対証拠写真とるのを忘れないでください。
    私はこれ、すっかり忘れてて(というかこんなことになると思ってなくて)、調書作成時にいろいろ認めてもらえなくてちょっと困りました。

    証拠、絶対大事です。(ちなみに事故のあと、車には安いドライブレコーダーつけましたw)

     
    ◯慰謝料

    ここからは自分が被害にあったときのバッドノウハウですが、前述した通り、120万円までは誰も文句いいません。

    でも治療費は立て替えてくれるだけなので、注目すべきは慰謝料となります。

    慰謝料ですが、これは単価がきまっていて、基本的には「通院一日」あたり「8400円」貰えます。

    つまり、「たくさんの回数」「通院」したほうがお得というわけです(いい意味で)。

    これを知っている人は、120万円ギリギリまで、というか保険会社からもういい加減と言われるまで通院し続けるそうですが、そりゃそうなるでしょう。通院一日あたり8400円は結構な金額になると思います。

    でも忙しい人はそんなわけにはいかないと思います。通院なんて面倒だし。

    そんなときは「ギブス」をお願いしましょう。実は(私の子供のときもそうだったんですが)ギブスをはめている期間は「通院期間」として計算されます。

    つまりギブスはめてれば一日8400円もらえるわけです。ガッツリ固定するやつじゃなくて簡易ギブスでもOKです!

    いや、そりゃ自賠責保険、モラルハザードおきますって。。。年々保険料上がるわけだ。。

    なお、通院日数にカウントされるのは全治療期間の 1/2 までなので、これにひっかかりそうだったら、最後に医者にいって完治しましたっていうのをできるだけ引き伸ばして(ry


     
    ◯お見舞い

    保険会社におまかせといっても、ケガした人は痛い目にあってるので、過失割合に関わらず、ここはちゃんとお詫びしておくなどしっかりした対応は必要だと思います。(処分にも影響しますのでなんて打算的なコト書くのも微妙ですが、そういう事情も実際にはあります)

    ちなみにアメリカに住んでたころは高速道路で2回ぶつけられましたが、相手は絶対に謝ってきませんでした。謝ったら負け、交渉は弁護士通じてってお国柄なので。

    日本でそれやると逆に良くないと思います。

    ◯任意保険の自動車保険会社について

    私が入ってるのはソニー損保だったんですが、いやー、保険会社って大事だと思った次第でした。お世話にならないに越したことはないですけどね。

    まぁ、他の保険会社知らないのでどうこうってのはないのですが、対応が丁寧でとても助かりました。

    ちなみにネット自動車保険会社、いろいろ安いところありますが、他人の車を運転してるときの補償対象が微妙に厳しかったり、よーく読んでもわからないところで差がついてるので、今一度いろいろ確認しておくことをオススメします。

    ちなみに私はこの事故のあと、自転車でも対人対物障害保険に加入しました。万一のとき、保険金もそうですが、対応をおまかせできるのは超重要です。

    ◯そんなわけで

    みなさん、ん十万円くらいお小遣い欲しいなーって思ったら、動いてる車の前で派手に(ry

    じゃなかった、安全運転で、事故には気をつけましょう。


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