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  • 2010-06-21 (月)
  • WWDC 2010 に参加してきた率直な感想

    さて、今月初めのAppleのイベント、WWDCに参加してきたので、そのメモを残しておきます。

    で、そもそもWWDCに参加する目的なんですが、「一度行ってみるか!」というくらいな感じでした。
    もちろん、アプリの審査に不明瞭なことが多すぎるので実際に聞いてみて感じを得ようとか、あわよくばAppleの中の人と仲良くなっていろんな問題を先回りして質問できるパイプを作りたい、という目的もあったのですが、、、そもそもメインの渡米目的別のところ(カリフォルニアの運転免許証を更新したいとかw)にあったので、WWDCはついでといえばついででした(日程がドンピシャじゃなかれば行ってなかったかと)。

    何しろ初日の Steve Jobs のプレゼンの日も、会場入りする人の列が終わる(最後尾が入るまで待って)から入館した上に、自分が Steve Jobs のいない控え室に通されたことも気づかずに(あふれた人たちは控え室でライブ放送を見る仕様・・・)「Jobsマダー?」とかふざけたことを思っていたくらいですから・・・


    で、いきなりまとめですが、私の感想としては

    - WWDC は想像以上に内容が盛りだくさんで有意義ではあった
    - でももう当面参加することはないと思う

    という感じですかね。

    内容については、なにしろ iPhone 4 と iOS4 が発表され、OSもハードも新しくなり、しかもそのリリースが3週間後とかまったくもってついて行けない状態からのスタートでしたので、WWDCに出ることで他のデベロッパーに比べて2週間ほど早くいろんな情報を収集できるのは、早く新しいバージョンのアプリをリリースできるという意味においては有利だと思います。

    ですが、そもそも実機がないと試せないことも多く、結局 iOS4 対応を iPhone 4 が出るまで見送るという判断をしたので(*注1) 私にとってはそれほど有利になるものではありませんでした。

    サブ目的の、Appleエンジニアに実際の問題を相談するというものですが、これは WWDC のセッションと並行して「ラボ」というものが用意されており、このラボに参加することで個別の問題をエンジニアと相談することができるようになっています。

    で、私も何時間かエンジニアに相談事リストをぶつけていろいろ聞いたのですが・・・これがまた微妙といえば微妙で、

    - エンジニアはたくさんいるけど、正確なアドバイスをくれるのは「エバンジェリスト」と呼ばれるコアな人のみ
    - コアな人なかなかつかまらない上に、本当に具体的な問題をピンポイントで聞かないといけない
    - で、多くのエバンジェリストな人はDeveloper Forumでも答えてくれたりするので、そちらで用が足りることも多い。
    - ていうか、エバンジェリストじゃない人と話すなら Developer Forum で聞いたほうが正確な答えがもらえるぜ

    というのが私の感想。まぁ、3G回線特有の問題とか、ライブストリーミング特有の問題とか、実際に「実験」してみないとわからないことが多いので、質問が厳しいといえば厳しいのですが・・・。


    そして、セッション。

    実際、セッションは大量にあり、面白いものからそうでないものもいろいろありますが(プレゼン自体は全体的にかなりレベル高いです、てかなんでみんなこんなにプレゼンうまいの?)、多くは実際のコードを用いて説明してくれます。

    巨大スクリーンに映してくれるのですが、会場もドでかいため、コードが見えないことも多く・・

    しかも2週間後には WWDC の全セッションは iPhone デベロッパー全員に Podcast で配信されるというなんてこったい(知らなかったぜ)!みたいなものもあり、正直現地のセッションにでなくても Podcast 見ている方が情報も正確だし必要なとこ以外はスキップできるから良くね?と思いました。(なお、新しい開発環境 XCode4 についてはWWDC出席者にしか情報配布されてません。が、これはまぁ、未完成過ぎるのでどうでも・・・)


    ということで、生Jobsを見るために WWDC に参加する!というのもアリかとは思いますが、私にとっては「来年はもういいかな」いうのが私の率直な感想だったりします。

    まとめると:

    - セッション -> Podcast で十分
    - ラボ -> Developer Forum で十分
    - Jobs -> 元気そうでよかった

    ・・・われながらひどいまとめだw

    #もちろん、人それぞれ目的があると思うので、個人的な感想ですけどね。。。


    あ、それから感じたこと、もうすこしだけ箇条書きで。

    - WWDCに参加しているというのに iPhone 4を見ることも許されなかった。これはたまらんw
    - エンジニア向けのセッションが多いわりには年齢層が高めなのがとても気になった。
    - まぁ、これだけのものなら15万円するわなぁ、とも思うけど、だんだんApple信者としてのお布施みたいに感じてきたw
    - Google なら値段 1/10 でおみやげとして全員に iPhone 4 くれるのにw

    と、そんなところです。

    ま、何かの参考になれば。というか iPhone 4 いつ手にはいるんだろう・・・iPhone 4 ゲットしないとまったく開発できないんだけど・・・。ぐおー


    ----
    (注1)
    NDAに抵触しないと思うので書いておくと、iPhoneアプリ、同じソースコードでも 新しい iOS4 のコンパイラでコンパイルすると、旧バージョンとの互換性をなくし、新しいバージョンのアプリとして動作します。
    つまり、グラフィック系(CoreGraphics や OpenGL)を使っているアプリは適切にコードを書きなおさないとiPhone 4の高精細ディスプレイで正しく表示されなく可能性がでてきます。

    iPhone 4の高精細ディスプレイでも正しく表示されることを保証する方法は現時点では3つ。

    1. iOS4でコンパイルしない(下位互換性が保たれ iOS4 や iPhone 4でも正しく表示される)
    2. iOS4でコンパイルして iPhone 4 の実機でテストする(現時点では無理)
    3. 男は度胸(女性でも可)でシミュレーターを信じる(ただしカメラや公認非公開APIを使っていると動作しないから死亡)

    ということで、私は iPhone 4 の実機を手にするまで iOS4 版はリリースしないという結論に達しました。iPhone 3GS で動いても iPhone 4 で動かない可能性は大いにあるので。

    はやく iPhone4 が欲しい・・・・!




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